サイトデザインをしていると、稀にクライアントから「ご挨拶は明朝体にできませんか。」と相談されることがありませんか?
そんな時は Microsoft OFFICE(以下 MS Office )の付属フォントをCSS指定してはいかがでしょうか。
ちなみに 「ご挨拶」でgoogle画像検索をしてみてください。
たくさんの明朝体(セリフ)フォントでデザインされたページの画像がでてきます。
多くのデザイナーが該当箇所を画像化して埋め込んでいる現状がわかります。
OFFICEの付属フォントを利用しよう
このフォント指定をオススメする理由は、なんと言ってもMS Office の日本国内での普及率です。日本マイクロソフトの調査では、なんと94%(!)との調査結果がでているそうです。
http://news.mynavi.jp/articles/2014/10/01/microsoft_office/
国内にあるPCのほとんどにOfficeがインストールされている状況なのですから、これを有効利用しない手はありません。
ちなみに、Microsoftにフォントを提供しているリコーの公式HPを見てみると、下記書体がバンドルされていることがわかります。
Microsoft Officeバンドル書体
- HG正楷書体-PRO
- HG丸ゴシックM-PRO
- HG明朝B
- HG明朝E
- HG行書体
- HG教科書体
- HGゴシックM
- HGゴシックE
- HG創英角ポップ体
- HG創英角ゴシックUB
- HG創英プレゼンスEB
更にサブとして、良く売れている年賀状ソフトのフォントを指定しておけば間違いないのではないでしょうか。
http://www.sourcenext.com/product/fudeoh/font/
そして、Window向けは最後にMS明朝を指定して終わり。
と言いたいところですが、これに関しては個人的にオススメできません。綺麗にフォントが表示されないからです。
ガビガビに表示された明朝フォントはとても読みづらく印象が悪いのです。
なので、MS Officeや年賀状ソフトがインストールされていない方向けの最後は、メイリオ、MSゴシックと指定して終わりにすることをオススメします。